11月8日(水)、2年生普通科文系クラスの生徒が6月から取り組んできた「SG探究課題研究」のゼミ別中間発表会を行いました。
当日は、外部から島根大学の先生方、出雲市役所の方々、古代出雲歴史博物館やJICAの国際協力員の方々、外国人指導教員並びに学生サポーター方を多数お招きし、ゼミ別に28グループが研究の途中経過を発表しました。
生徒たちは班員と互いに話し合い、協力しながら枠にとらわれない高校生らしいテーマを模索し、そのテーマに基づいた文献の考察やフィールド調査など特別な活動などを中心に研究を進めてきました。
その結果、国際政治、環境、地域文化・多文化共生の分野で、自分たちの生活に即した身近なテーマから地域活性、国際的分野にいたるテーマまで幅広い視点で現段階の成果をまとめ、発表しました。
発表後、外部指導者の皆さまから講評をいただき、生徒たちは研究に対する新たな示唆を与えてもらい、今後の研究に向けた課題を見つけることができたと思います。
以下は、各ゼミの発表テーマです。
【国際政治・経済ゼミ】
政5B 「出雲市により多くの観光客を呼ぶにはどうすれば良いか?」
政5C 「太陽光発電は地球にとって良いのか?」
政6B 『島根県東部の私鉄バタデンでお馴染みの一畑グループの存続には、何が関係し ているのか?』
政6C 「出雲市で、外国人の子どもの教育環境を整えることにより、外国人の子どもた ちの住みよい暮らしが実現できるか?」
政7A 「東京でのオリンピック開催が、開催地だけでなく、島根の活性化につながるのか?」
政7C 「ふるさと納税でどうしたら財政を豊かにできるのか?」
政8A 『「食品ロス」を減らすために私たちが出来ることは何か?」
政8B 「日本の伝統文化を継ぐのは日本人?」
【環境・エネルギー・食農ゼミ】
食5A 「寿司はどのようにして”sushi”になっていったのか?」
食5B 『「無料スーパー」で食品ロスを低減できるか?」
食6A 「どんな商品のパッケージが人をひきつけるのか?」
食6B 「自分たちの身近なところの地産地消を進めるためには~島根県産米に着目して ~?」
食7B 「食文化と健康は関係するのか?」
食8B 「なぜ日本人たちはマスクをつけたがるのか?」
【地域文化・多文化共生ゼミ】
地5B 「出雲での地産地消を推進させるにはどうすればよいのか?」
地5C 「2020年東京オリンピックの出雲市がホストタウンにばれば出雲市を元気にすることが出来るか?」
地5D 「島根の学力を上げるために私たちがすべきことは何か?」
地6B 「なぜ、友チョコが広まったのか?」
地6C 「女性が恋愛・結婚に対して、受け身の姿勢から積極的な姿勢に変化した背景は何か?~時代の変遷を追って~」
地6D 「外国人がより過ごしやすい出雲になるためにはどうすればよいか?」
地7A 「出雲大社に外国人観光客を増やすには?」
地7B 「流行は操作できるのか?」
地7C 「島根県の観光でお金をかけず観光振興は可能なのか?」
地7D 「出雲高校生の意識の変化によって、世界の貧困の解消に貢献できるのではないか?」
地8A 「日本における昔話の内容の変化はどのようにして起きたのか?」
地8B 「国家間で変化する料理があるのはなぜか?」
地8C 「出雲弁はなぜ使われなくなってきたか?」
地8D 「法事パンのルーツを探れ!」