12月11日(月)、今年度最終回となる「SGベーシックセミナー」を行いました。
このセミナーは国際的な社会課題をテーマに、島根大学をはじめとした外部機関から多数の専門家を招き、実社会や実生活の課題を、タイムリーに取り上げる全3回の連続講座です。
最終回となるこの日は、これまで行ってきた講義、フィールドワーク、実験等のまとめの学習を行いました。
多くの講座で、グループディスカッションなどを通してそれぞれが考えたことをまとめ、自分たちなりの提案活動を行いました。
また「福祉経済論」講座では第2回講座で地元企業を訪問した経験をもとに、今度は出雲市役所を訪問して、外国籍住民への行政サービスのあり方等について学びました。
「出雲国風土記の世界」講座では島根県立歴史博物館の主任学芸員の指導のもと、出雲国風土記に登場する史跡等を地図に落としていく作業を行い、「国際協力の現状」講座では、フェアトレードのチョコを実際に食しながら、自分たちにできる国際協力のあり方について学びました。
全3回のセミナーを通じて、それぞれが生まれ育った地域、国際社会の歴史や現状、課題等について、幅広い視点から見つめることができました。
今回学んだことは、来年度第2学年次に行う「課題研究」において、テーマ設定等を行う際大いに参考になることと思います。
ここで得た知識等をもとに、社会課題についての関心をさらに深めていってほしいと思います。