久徴園の草花は少しずつ春の準備が進んでいます。
春に美しく咲くといわれる「スプリングエフェメラル(春の妖精)」たちが、久徴園入口のロックガーデンに次々とお目見えです。
今年もやはりこの花からの紹介です。
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セツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属)
節分の頃に花を咲かせるので「節分草」。この冬は雨が少なく冷え込みも厳しかったせいか、節分よりかなり遅れて開花しました。
枯れ葉の中から咲く白い花はとても清楚で、山野草マニアのみならず一般園芸家の方にも好まれる人気の高い植物です。今年も元気な姿を見せてくれました。

ミチノクフクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)
おめでたい印象の「福告ぐ草」が転訛して「福寿草」と呼ばれています。太陽光を非常に集めやすい構造で、花の中の温度を上げることで昆虫に「暖かさ」を提供します。そのため、日が当たると花が開き、日が陰ると閉じます。蕾に見えても日が当たれば10分程度で花が開きます。気長に眺めてみるのも楽しいかもしれません。

ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
漢字で「深山傍食」と書き、深い山のカタバミという意味ですが、決して山奥でしか見られない花ではありません。山地の木陰に生えます。日光があたっていると開花し、夕方や雲りの日には花を閉じます。夜になるとハート形の3枚の葉をたたんで眠ります。










久徴園の草木花(2026年2月)