今年は11月になってもなかなか涼しくなりませんでしたが、10日頃から急に秋らしくなってきました。
鮮やかな赤い実を見つけると嬉しい気持ちになります。
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サネカズラ(マツブサ科)
「実葛」と書きます。普段はただの常緑の葛ですが、初冬のころ真っ赤な粒々の丸い果実ができます。この果実を鑑賞するためだけで庭に植える価値が十分あると言われています。
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ハナミズキ(ミズキ科)
別名をアメリカヤマボウシといいます。春に一度紹介していますが、今回は赤い鮮やかな実をつけているのをご紹介します。久徴会館の中階段での撮影です。
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ウメモドキ(モチノキ科)
果実が紅梅に似ているからとか、葉や枝振りがウメに似ているから「梅擬き」(ウメモドキ)との説があります。8月に実をつけ始めた頃紹介しましたが、赤い小さな実をビッシリとつけましたので、再度掲載しました。久徴会館に上がる階段付近で見ることが出来ます。
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クロガネモチ(モチノキ科)
関東以西の暖地の山地に生える高さ10mになる雌雄異株の常緑高木です。樹皮から鳥餅(黐)が取れ葉柄や若枝が黒紫色を帯びているために「黒鉄黐」の名前がついたといいます。冬の雄株にできる沢山の赤い実は、緑葉と対比してとても綺麗です。
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カラタチ(ミカン科)
中国北部あるいは中部を原産地とするミカンの仲間。万葉集や枕草子にもその名が登場しており、奈良時代以前に朝鮮半島を経由して渡来したと考えられています。最も寒さや病気に強い柑橘類であり庭木あるいは他のミカン類の台木にも使われます。
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ホトトギス(ユリ科)
ホトトギスは日本の特産種で太平洋側に多く自生する多年草です。この花にある紫色の斑点を鳥のホトトギスの模様に見立てて、名前が付けられました。久徴園には、タイワンホトトギス、シロバナホトトギス、ヤマジノホトトギスなど様々なホトトギスが見られます。
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アキチョウジ(シソ科)
岐阜県以西、四国、九州の山地の日陰に普通に自生する多年生草本で、高さ60~90cm、葉は対生、長楕円形で鋸歯があります。長い柄のある青紫色の唇型花を数段にわたって着けます。花が秋に咲き、横向きに丁の字に咲くというので「秋丁字」と名付けられています。ロックガーデン奥で撮影しました。
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シモバシラ(シソ科)
冬、茎の根元に氷の柱を作るシモバシラ。気温が氷点下になると、根から吸い上げられた水分が凍り、株元に氷の結晶を作り出します。花が枯れた後も自然の造形美を見せてくれる一風変わった植物です。
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ダルマギク(キク科)
海岸に生える多年草です。薄紫色の花を一斉に咲かせて道端を彩ります。本州西部や九州に生え、草丈はやや低くずんぐりした葉や茎を持っています。出雲高校でも北門やソテツ下、5号館周りに花を咲かせえています。
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