5月に入り徐々に暖かくはなってきましたが、急に寒くなったり、暑くなったりの日々でした。
そんな中、久徴園の草木花も少しずつ充実してきました。

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コデマリ

コデマリ(バラ科シモツケ属)
その名のとおり小さな手毬を連想させるような小花のかたまりが、しなやかに垂れる枝にぎっしりと並ぶ姿が大変美しいですね。可愛らしい花と清楚な枝の雰囲気が好まれ、一般家庭の庭木や切り花としても多く利用されています。似た名前で、「オオデマリ」「ヤブデマリ」がありますが、これらはスイカズラ科でコデマリとは類縁ではありません。

 

 

エゴノキ

エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)
エゴノキの花は長い葉柄を持ち、枝の先にぶら下がるように咲きます。一つの枝の先に複数の花を咲かせ、さらに枝は細かく枝分かれしているので、開花時には花で枝がいっぱいになります。エゴノキの実の皮には「サポニン」という有毒な成分が含まれています。また実には洗浄作用もあり古くは石鹸と同じように洗濯などで用いられたそうです。

 

 

マルバウツギ

マルバウツギ(アジサイ科ウツギ属)
「ウツギ」と名前のつく木はとても多く、漢字で書くと「空木」で枝の中が空洞になっています。そのような木の多くが「○○ウツギ」という名前になっていますが、仲間の植物とは限りません。マルバウツギの特徴は、葉が丸いこと、花糸に翼があって肩がなだらかなこと、あと花の中心部にオレンジ色の花盤が目立つというところがあります。

 

 

バイカウツギ
シロバナヤエウツギ
ヒトツバタゴ
カンボク
アマドコロ
キョウガノコ
コバノズイナ
シラン
ハマナス
フタリシズカ
モリアオガエル
アワモリショウマ
久徴園の草木花2025年5月