5月になると徐々に暖かくなってきましたが、急に寒くなったり暑くなったりで、久徴園の花や葉も戸惑いながら少しづつ充実してきました。
昨年は少しだけでしたが、今年はたくさん咲いてくれた「ユキノシタ」から紹介します。
(画像はクリックすると拡大できます。)
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ユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)
半日陰の少し湿った環境に自生するユキノシタ。白い花弁の下の2枚が長く伸びるのが特徴です。また、白い葉の模様も印象的で、生薬では虎耳草(こじそう)といわれ、解熱や解毒、小児のひきつけに役立てられてきました。
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バイカウツギ(ユキノシタ科バイカウツギ属)
山地に生える落葉低木で、花の形が梅の花を思わせるのでバイカ(梅花)ウツギと言います。葉の表面に細かい毛がまばらに生え、裏面は脈上に毛があります。久徴園の入り口辺りにあります。
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キョウガノコ(バラ科シモツケソウ属)
日本産の園芸品種で歴史のあるキョウガノコ。小さな紅色が集まって咲く花は、京都の染め物″鹿の子絞り”に由来します。モミジのような葉と風に揺れる繊細な花が印象的です。よく似ている植物にシモツケソウがあり、葉のつき方に違いが見られます。
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カンボク(スイカズラ科ガマズミ属)
高さ6mほどの落葉小高木で、枝や葉はこんもりと茂ります。9月になると6~9mmの赤く丸い実が熟し、葉が落ちても残って時に雪が降るとそのコントラストが見事です。島根県では、大東、横田、金城町で自生が知られています。5号館南側に植えてあります。
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(ロックガーデン池の中にて)
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久徴園の草木(花2024年5月)