初夏というより真夏の日差しが降り注いでいます。今年は、6月27日に中国地方は梅雨明けとなりました。
雨の少ない中、ゆっくりと成長する久徴園の草木花をいくつかご紹介します。

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ホタルブクロ

ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)
ホタルブクロは、ホタルが舞う初夏の時期から可憐な花を咲かせます。子供が花の中にホタルを入れ、光を透かせて遊んだことが和名の由来と言われています。うつむいてひっそりと咲く花の姿は奥ゆかしさを感じさせ、風情のある久徴園のロックガーデンによく似合います。

 

 

ナツツバキ

ナツツバキ(ツバキ科ナツツバキ属)
ツバキは冬に咲くイメージがありますが、本種は初夏に白い花が咲くところから、「夏椿」といい、花の少なくなるこの時期に生花や茶花として珍重されます。正門横で綺麗に咲いています。

 

ヨコグラノキ

ヨコグラノキ(クロウメモドキ科ヨコグラノキ属)
本州(宮城県白石市以南)、四国及び九州に分布する落葉低木で、1884年に植物学者の牧野富太郎氏が、高知県越智町にある横倉山で発見したことにちなんで、ヨコグラノキと命名されました。久徴園には数種ある、県の絶滅危惧Ⅰ類に指定されているなかのひとつです。5号館東側にあります。

 

チシャノキ
フェイジョア
オオデマリ
カシワバアジサイ
ムラサキツユクサ
ヤブカンゾウ
ヘメロカリス
ヤナギイチゴ
スモモ
ヤマモモ

 

 

 

久徴園の草木花(2025年6月)