シンガポール研修4日目です。本日が現地での研修の最終日となります。

4日目の研修では午前中に「Singapore City Gallery」を訪問しました。この施設ではシンガポールの国家計画や都市開発の変遷、市民の工夫を通して未来へ向けた都市デザインの在り方について学びました。この研修旅行に出発する前に実施した事前学習でも学んでいた、シンガポールの都市としての成長、国としての成長を学ぶことができました。小さな国だからこそ成長戦略(計画)がとても重要であり、日々成長していく様子が見て取れるというのは、これからの日本という国の成長を考えていく際にも参考になる部分が多くあるように感じました。

この日の昼食は Singapore City Gallery の目の前にあるホーカー「Maxwell」で各自が好きなものを食べました。ホーカーとは観光客だけでなく地元の人も多く利用する屋台街のようなものです。多くの人がごった返す中で、生徒たちも各々が食べたいものを注文し食事を楽しんでいるようでした。現地の人たちの生活の中に入り、同じ空間で同じ時間を過ごすというのも貴重な経験になったように思います。

午後は「Gardens by the Bay」を訪問しました。この施設では自然科学と先端技術を融合させた都市緑化の取り組みについて学ぶことができました。都市として発展する中で失われていってしまうものを、技術発展の力を使い守っていこうとする姿を見ることができました。移動中に見た街中にある自然保護区の存在など、シンガポールという国の都市デザインには間違いなく「昔からあるシンガポールの姿」を残そうとする意志があることを感じました。

すべての研修が終わりチャンギ国際空港に着いたところで、搭乗まで時間があるので空港内を見て回りました。空港内には大きな滝が流れていて緑もたくさんありました。まさに都市の発展と自然の保護を両立しているシンガポールの姿を見ているようでした。ここで、4日間お世話になった現地ガイドの方とはお別れです。4日間いつも明るい声で生徒たちにも声をかけてくれて、生徒も安心感を持って研修に臨むことができました。

あとは日本に帰るだけです。疲れている中での夜間フライト(機中泊)は体力的には厳しかったかもしれませんが、無事に朝日が昇るころに羽田に到着しました。

その後、国内線で米子空港まで移動し、12時過ぎに出雲高校に帰ってきました。最後に、出発日からお世話になった観光会社の添乗員さんにお礼を言って解散となりました。

生徒全員大きく体調を崩すこともなく、すべての研修を計画通りに実施することができました。生徒にとって普段の学校生活では感じることができないこと、見ることができないもの、体験できないものがたくさんあったと思います。この研修での経験値が、普段の生活や学習に向かうモチベーション、また、自身の進路について考える際など、これからの人生のどこかで活きてくれることを願っています。

【SSH】2年理数科シンガポール研修 <4日目/5日目>