第3回 PDGzセミナーを開催しました

 3月10日(木)、SSH事業の一環としてPDGzセミナーを実施しました。

 11月、12月のセミナーに続いて、第1学年全ての生徒を対象に実施しました。多様な分野の専門家である次の方々をお招きし、それぞれの専門分野について学びを深めました。新聞記者、学芸員、獣医師、工業高校の教員からの仕事に関する話など、普段の授業内容とは異なる活動によって刺激的な学びが得られました。また、「大学の先生方から研究に対する考え方を学び、2年次での課題研究のヒントを得られた」という生徒からの声もありました。まさに今後の課題研究や、さらには進路選択をする際のヒントになりうる講義ばかりで、生徒にとっては学びの多い時間になったことと思います。また、参観していた教員にとっても大変興味深く、面白い内容でした。

 講師を務めていただいた皆様、誠にありがとうございました。

dsc01896dsc01913dsc01879dsc01883

 

【光と物質】塚田真也先生(島根大学教育学部)
【地球科学】三瓶良和先生(島根大学総合理工学部)
【日本語の多様性】野間純平先生(島根大学法文学部)
【他者の心を読むことで行動を抑制してしまう心の仕組み】村瀬俊樹先生(島根大学人間科学部)
【遺伝倫理】鬼形和道先生、荒木もも子先生(島根大学医学部)
【応用微生物学】松尾安浩先生(島根大学生物資源科学部)
【日本の外交】別枝行夫先生(島根県立大学総合政策学部)
【災害看護学】渡邉克俊先生(島根県立大学看護栄養学部)
【栄養学】中川忠彦先生(島根県立大学看護栄養学部)
【詩的表現とは何か】山根繁樹先生(島根県立大学短期大学部)
【発掘調査と博物館の仕事】花谷浩先生(出雲弥生の森博物館)
【NIE(教育に新聞を)】清水由紀子先生(山陰中央新報社)
【工業高校教員の仕事】佐々木雅典先生(出雲工業高校)
【動物病院の仕事】白濱潤先生(出雲ペットクリニック)、廣江朋子先生(島根県農林水産部農畜産課)

 

PDGzとは

 PDGzとは下記の頭文字をとったものです。

 Professional:「プロフェッショナル」-研究・職業の両面から。

 Designizm:「デザイズム」-デザイン思考を用いて人の想いと科学を結びつける、本校第Ⅱ期SSHで開発中の教育プログラム。

 GRITizm:「グリティズム」-GRIT(やり抜く力)+Izumoの造語。本校生徒へ提示している「出雲流」マインド・セッティング。

 様々な職業や専門分野につながる講演や体験的学習を通じて、生徒が自分の職業観を醸成するとともに、自らの生き方について思索を深めること、さらには、講義や体験的学習を通じて、国内外の社会課題についての関心を高め、主体的・積極的に学習する態度を養うことを目的としています。

第3回PDGzセミナー