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久徴園の草花(2021年12月)

12月に入り、一段と寒くなってきました。久徴園の草花、樹木も葉を落として冬支度に入っています。
今の時期は、また違った久徴園散策が楽しめます。

(下の画像はクリックすると拡大できます。)

セイヨウヒイラギ

セイヨウヒイラギ(モチノキ科モチノキ属)
Ilex aquifolium
ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産の常緑小高木です。葉にトゲがあり、冬になると赤い実をつけます。英名をEuropean hollyといい、ヨーロッパでは聖木として扱われています。クリスマスの装飾としてもよく使われる樹木です。日本の伝統行事の節分に使われるヒイラギは、モクセイの仲間なので、葉の付き方が違うなど別の分類となります。

 

 

 

ツタ

ツタ

ツタ(ブドウ科ツタ属)
Parthenocissus tricuspidata
夏緑性のつる植物です。よく見ると、巻きひげの先端は吸盤になっているので、他の植物が生育できない場所や垂直の岩壁にも伸びていくことができる優秀な植物です。アイビーやナツヅタとも呼ばれます。昔は、早春につるの樹液を集め、煮詰めて作った「甘葛」(あまずら)としても使われました。また、ローマ神話に出てくる冠は、月桂樹とこのアイビーで作られたと言われています。

 

イソギク

イソギク

 

イソギク(キク科キク属)
Chrysanthemum pacificum
房総半島から御前崎の太平洋側の海岸や岩場に自生するキクの仲間です。磯菊は、海辺の厳しい環境に適応するため、花や葉は他のキクとは少し違う形をしています。花びらはなく、筒状花が集まった花をつけます。厚い葉の裏は白い毛が密生しており、乾燥した荒れた場所でも生育できます。

 

 

 

キミノセンリョウ

キミノセンリョウ

キミノセンリョウ(センリョウ科センリョウ属)
Sarcandra glabra f.flava
センリョウは、普通赤い実を付ける常緑低木です。「千両」とも呼ばれ、おめでたい名前から正月の生け花にも用いられます。キミノセンリョウは黄色の実をつける品種です。6~7月に咲く花は、花弁やガクもなく目立たない花ですが、今の時期、美しい実がよく目立ちます。

 

 

ルリタテハ

ルリタテハ

 

ルリタテハ
黒い翅に白い紋、瑠璃色の帯をもつ綺麗な蝶です。翅の裏は、落ち葉や樹皮に擬態するような模様をしており、翅を閉じると自然の中では容易に見つけることはできません。久徴園にも沢山あるホトトギスやサルトリイバラを食草として、幼虫の間は葉の裏などで過ごします。ルリタテハは成虫の姿で冬を越します。そして来年、暖かくなる春にまた出会えます。

 

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