12月中旬まで楽しめた久徴園の紅葉も、冷たい木枯らしの風にあおられ、一気に冬に衣替えをしました。
この時期の木の実は赤いものが多く、鳥が見つけやすくなっており、種を各地に散布してもらうことで繁殖するようにしているようです。赤い実をつける低木には、「千両」「万両」「在り通し」と言われ縁起のよい植物があります。
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センリョウ(センリョウ科センリョウ属)
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マンリョウ(サクラソウ科ヤブコウジ属)
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アリドオシ(アカネ科アリドオシ属)
初夏に咲く首の長い白い花、冬に赤く熟す実、それより何よりもするどい棘が特徴です。あまりの鋭さでアリをも突き刺すことが出来るという説、棘が多くてアリでないと通れないという説もあります。また、実がいつまでも付いているので「在り通す」とも言ったり、センリョウ「千両」やマンリョウ「万両」に比べて地味なので「一両」とも言われたり、小柄ながら話題の多い樹です。
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出雲市内の幼児さんの作品です。
出雲高校のダイオウショウの松ぼっくりを使って、素敵なクリスマスツリーを作ってくれました。こんな使い方があるんですね。普通の松ぼっくりと比べると大きさの違いがよくわかります。
久徴園の草木花(2023年12月)