シンガポール研修3日目です。本日は2つの大学を訪問し、各班が進めてきた課題研究を英語で発表しました。
午前中はシンガポール国立大学(NUS)を訪問し、生物班/地学班の3班が発表を行いました。現地のClementi Town Secondary School と NUS High School の2校の生徒も参加し、互いの研究を発表し合いました。現地の学校は大学と共同で進めているような研究で、高校生の知識では到底理解できないような内容の高度さに圧倒される部分もあったかもしれません。それに対し、出雲高校の課題研究は自分達自身が身近な疑問から課題を見つけ出し、仮説を立て検証を行うというものです。内容の高度さでは劣っている部分もあるかもしれませんが、自分たちが疑問に思ったことに対して「研究」のアプローチを進めていくということも決して簡単なものではありません。各班ともにこの10カ月進めてきた課題研究を、自信をもって発表してくれたと思います。発表後は互いの学校で交流を深める時間もありました。昨日と同様に、本日も笑顔で交流を深める姿が多く見られました。
[Biology1]Natural Yeast and Oil Decomposition
[Biology2]The Relationship Between Ethylene and Sprout Suppression
[Geoscience]The Moon’s Changing Colors

午前の研修が終わった後は、韓国式焼肉ビュッフェで昼食をとりました。しっかり食べて、午後からの研修に向けてエネルギーを充填しました。

午後は南洋理工大学(NTU)を訪問し、化学班/物理班/数学班の5班が発表を行いました。午前のNUSとは異なり、こちらは大学の先生に対して発表を行いました。午前中の3班もそうでしたが、午後発表を行った5班も練習を通しても、今までで一番良い発表だったと感じました。発表だけでなく、大学の先生からの質問に対しても滞ることなく的確な応答ができている班が複数あり、とても頼もしく思えました。このシンガポール研修で多くの生徒が一番プレッシャーに感じていたのは、本日の英語による課題研究の発表だったと思います。プレッシャーや不安を感じながらも努力し、最後までやり遂げた今回の経験は間違いなく生徒にとって大きな糧となったはずです。
発表後は大学の先生に大学内を案内してもらいました。日本の大学とは雰囲気も異なり、こんな環境で学んでみたいと思った生徒もいたのではないでしょうか。
[Chemistry1]Research on the deodorizing mechanism of coffee grounds
[Chemistry2]Changes in power generation efficiency of Dye-Sensitized Solar Cells by anthocyanin
[Physics1]The Relationship Between blackboards and Static Electricity
[Physics2]A Study of Screw Propeller Efficiency Inspired by Owl Feather Serrations
[Mathematics]3×n Chomp

本日の研修もすべて終わり、夕食の時間がやってきました。本日の夕食は「ニョニャ料理」のビュッフェでした。普段食べている日本料理とは全く違う、東南アジアの文化が詰まった料理でした。特に、多くの生徒が噂にしか聞いたことのないドリアンもあり、おいしく感じる生徒もいれば、・・・となる生徒もいました。この研修で最も異文化を感じることができた時間だったように思います。

明日は現地での研修最終日です。いくつかの施設を訪問し、このシンガポールという国がどのように発展してきて、未来に向かってどのような国になろうとしているのかを学びます。今まさに「国が成長していく姿」を感じられる一日にしたいと思います。