2年生普通科文系クラス「SS探究発展A 課題研究」ゼミ別中間発表会  

 10月13日(火)6・7限に、2年生普通科文系クラスの課題研究である「SS探究発展A」のゼミ別中間発表会を行いました。
 当日は島根大学や島根県立大学、出雲市役所、JICAなど多方面から外部連携指導員の先生方をお招きし、3つのゼミ別に30班が課題研究の途中経過を発表しました。

 今年度の課題研究は、新型コロナウイルスの影響で、本格的な実施は6月からになってしまいました。各班は、自分たちの興味・関心や日常生活の気づき・問題を研究課題として設定し、昨年度までの先行研究の成果を参考にしながら、研究計画を立て、調査を進めてきました。

 外部連携指導員の先生からは「新型コロナウイルスの拡大という困難な状況で、よく研究を進めてきたと思います。」というコメントの一方で、「研究テーマが大きいのでもう少し焦点化する必要がある。」「研究課題に対する問題の背景について調べきれていない部分がある。」など研究の進め方、課題を追究することの重要性について有益なご指導・ご助言をいただきました。また発表後には、外部連携指導員の方に積極的に指導を仰ぐ班もありました。生徒たちにとって大きな刺激になったことと思います。

 生徒たちはいただいたご助言を基に、本校の教員や外部連携指導員の先生方と連携を密にとりながら今後、より充実した研究を行っていきます。  

 各班のテーマは、生徒たちが話し合いをして決定したものです。
決定したテーマは、地域共生システム、環境・エネルギー、多文化共生システムなど多岐の分野に及びます。

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各班の研究テーマ

【地域共生システムゼミ】

 地5A 「出雲大社(神門通り)の観光客を増やすためには」

 地5B 「出雲の若年層の観光客を増やすには」

 地5C 「出雲の観光業を活性化するためには」

 地6A 「一畑電車を盛り上げるには?」

 地6B 「『いずも防災メール』をもっと普及させよう!」

 地6C 「衰退した出雲市の農業を照らしたい」

 地7A 「島根県の少子化をとめるには」

 地7B 「出雲市の観光客を増やすには」

 地7C 「Let’s Communicate With us! ~出雲市の外国人の方との交流~」

 地7D  「余り物の食材を活用しよう」

 地8A 「島根県のPR」

 地8B 「出雲市で密を避けた消費活動を促すには」

 地8C 「出雲市の免許返納率を上げるには」

 地8D 「出雲市ではプラスチックをリサイクルしたほうがいいのか」

【環境・エネルギーゼミ】

 環5A 「環境にやさし虫除け方法とは」

 環5B 「綺麗な川を出雲の風物詩に」

 環6A 「出雲市のプラスチック使用量を減らすにはどうしたらよいか」

 環6B 「外来生物による在来生物の影響」

 環7A 「レジ袋有料化に意味はあるのか」

 環8A 「宍道湖環境改善~水草の大量繁殖~」

【多文化共生システムゼミ】

 多5A 「出雲市の外国人労働者の定住化」

 多5B 「私たちが性別役割意識を持つきっかけ(原因)は何なのか」

 多6A 「アメリカと日本で差別問題についての意識の違いを比較する」

 多6B 「出雲の文化の一つである出雲弁を後世に伝えていくためには」

 多7A 「言語資料から古代の出雲の社会を浮かび上がらせる」

 多7B 「なぜ異文化で価値観の違いが生まれるのか」

 多8A 「出雲における外国籍の子どもたちへの教育の現状とは」

 多8B 「フードロスに対する意識改革」

 多8C 「K-POPが流行したのはなぜか」

 多8D 「日本の食べ物を外国人好みにアレンジすることはできないか」

 

2年生普通科文系「SS探究発展A」ゼミ別中間発表会を行いました