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3年生 人権教育HRを実施しました

令和3年7月16日(金)6限実施

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 今回のテーマは、現在訴訟に発展している「部落地名リスト」発行問題と面接(14項目)における差別問題と対処方法についてでした。以下、生徒の感想を載せます。

 

・今回の授業の新聞記事資料を見たとき、内容が5年前の出来事で、新聞自体は昨年(2020年)のものであったので驚きました。何故、わざわざ「地名リスト」を作るか分からないし、起訴された出版社の主張が「学問・研究に用いるためで差別するためではなく、起訴自体、表現の自由を侵害する」という言い分でした。私は「表現の自由」を主張する前に「地名リスト」された人の感情を考えて欲しいと思います。権利を使って自己正当化している姿にとても憤りを感じます。権利を主張する前提には、「法の下の平等」の精神がなければ駄目だと思います。情報化が進んだ現代ですが、部落差別解消法の制定意義を考えながら、正しい情報を見極めて差別を絶対にしないようにしたいです。

・面接で聞いてはいけない、答えてはいけない質問があることは知っていました。しかし、改めて挙げられている質問を見ると、答えてしまいそうなものばかりでした。3年生なので、これから面接も始まっていくので、きちんと理解した上で適切な返答が出来る人になっていたいと思いました。最初の裁判の話しは、差別を無くそうと頑張っている人もいれば、出版を止められても意地でも出版を目指す団体もあり、後者のような人間にはなりたくないと思った。自分は、手を差しのべる事が出来る人間になっていこうと強く感じました。

・新聞の内容を読み、公の立場である出版社が部落差別を助長するような情報を公開した事を知り悲しかったです。いかなる理由があっても、差別を助長する事は許されないことだと思います。また、面接においても問われる内容でこんなに差別を含む質問があるとは思いませんでした。「個人の自由」「個人に責任が無い」ことで、今回挙げられた質問が不適切であると初めて知りました。私は、受験で面接を受ける予定なので、もしその時今日学んだ質問をされたら「すみませんが、その質問には学校の指導により、答えられません」ときちんと答えたいです。

・自分が思っている以上に、面接において差別につながる危険を含んでいる質問が存在していることが分かりました。望んで幼い頃から現住所に住んでいたわけではないので、確かに居住地が就職採用選考に使用されるのは、おかしいと思いました。また、尊敬する人や大切な言葉などの質問も、思想良心の自由を探る意味でよくないと知りました。私は、もし聞かれたら答えてしまいそうです。この授業を通して、不適切な質問が明確に出来てよかったです。不適切な質問があったときに適確に対応するため今回の対処法を覚えておきたいと思いました。人権と職業の正しい関係を理解して、差別する側にもされる側にもならないように生活していきたいと思います。

・今回は「部落地名リスト」及び就職面接における差別に主眼を置いた授業でした。特に、学術目的とはいえ「部落地名リスト」を公開しようとしている動きがあること自体にも衝撃を受け、悲しい気持ちになりました。また、面接における禁忌質問があること自体は知っており、書籍や尊敬する人物等の質問が不可であるという認識は持っていましたが、それへの対応方法は知らなかったので、実践出来る知識として身につける事が出来ました。人権・同和教育を受けていく中で、人権が如何に尊ばれるべきものかという認識が自分の中で確立されつつあります。これまで人権を侵害しようと思って言動したことはもちろんないですが、知らず知らずの行動が他者を苦しめうるという事実を受け止め、誠実な態度で生活することを心がけます。

・授業を受けて自分を含め私たちが知らないうちに差別をしたり、差別をされたりするかもしれないことを知って驚きました。今回の授業で差別になるのか差別にならないかの線引きはとても難しく、何故だめになるのか理解できないところも初めはあったけど、説明を聞いて本当に「差別」とはデリケートな問題ですぐには解決できないと感じたけど、自分は差別をしたり、差別をされたりしないよう、もっと学ばなければいけないことに気づくことができました。差別になるような質問をされたときは「学校の指導により、お答えできません」とはっきり言えるようにしたいと思います。これから大学や就職などで面接を受けることがあると思うので、とてもためになったし、誰かを知らない間に傷つけることがないよう正しい知識をつけたいです。

・同和地区が特定されかねないような地名リストが出版されていることは、初耳でとても驚きました。このリスト1つで人生が狂ってしまう可能性があることを考えると恐ろしいと感じると共に、このような事例に学問や表現の自由は適用され得ないと思いました。面接の場においても差別につながりかねない表現が多々あることを知り、その中には自分でも気づかないものも合ったことに衝撃を覚えました。自分がそうした質問を受けた時に拒絶の意思を表明できるように、まずは何が不適切な質問なのかどうか判別する力を身につけたいです。

 

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