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3年生 人権教育講演会 

令和3年6月18日(金)5・6限実施

 jinken2021

 

 本年度の3年生人権教育講演会を実施しました。講師は三浦成人さんでした。
 演題は「生きるということ」でした。以下、生徒の感想を掲載します。

 

・差別があるのではない。差別をする人がいるだけだ。と講演の最後の方におっしゃったこの言葉で、私が今までずっと心のどこかで引っかかっていたものが外れたような気がしました。「学校で『同和問題』があると教えるから差別が消えない」と誰かが言っていました。私は、とても違和感と底知れぬ怒りを覚えましたが、その理由も反論も出来ませんでした。でも、今日自分が何を言いたかったかが分かりました。差別がある。それを知った上で、差別をしない方を選ぶ。理由もなく人を仲間はずれにすることがおかしい。そんな当たり前のことを、皆が出来れば差別は無くなると言いたかったのだと思います。もし、私が差別に直面したとき、自分らしくおかしいことはおかしいと言えるよう、三浦さんの言葉を心に留めておこうと思います。

・今日三浦さんが話している途中で何回も苦しそうな声をしているのを聞いて、差別される苦しみ、また自分が差別をしてしまっている苦しみを抱えている三浦さんの心情を少しだけですが理解できたのかなと思います。私は小さい頃からずっと障がいを持っています。小5の時に同じ障がいを持った人たちと集まる機会があって、そのとき私は思いました。私がこの中で1番マシだなと。そう思った時点で私は同じ苦しみを味わった人たちを差別してしまったのです。同じことで悩んでいるはずなのに。だから今日三浦さんが自分のことを弱虫だと言われるのを聞いて私もそうだなと思いました。知識があったとしても正しい行動がとれなければ意味が無いと今日改めて実感しました。

・三浦さんの講演を聴いて、やっと同和問題やその他の差別問題の実態というか、自分事としてとらえることが出来たと思います。「自分の情報を言わなければ、周りと共に普通に生きられるが、君たちはどうする?」と聞かれて、とても難しいことだと思ったし自分も言えないと思います。もちろんどちらが正しいことかは分かっているけど、僕も三浦さんと同じように一歩の勇気が出るか自信がありません。ですが、講演の最後に「自分らしく生きなさい」と言われて、どちらを選ぶべきかがすぐに分かりました。自分が傷つきたくが無いために周りと同調して、さらには別の特定の人物を差別することは、楽ではあるけど本当はそちらの方が苦しいことだと思いました。三浦さんの現在の奥さんやその家族の方々のように「人」としてみることが出来る人はたくさんいると思います。でも、声を上げて自発的に受ける人は少ないと思います。なので、一度にすべてのことを正しく出来なくても、目の前の困っている人を助けられるくらいの人にはなりたいです。

・私は中学一年生の頃に、私が一緒にいた友達たちから仲間はずれにされたことがありました。半年間くらい続き、その間、ずっと孤独を感じていました。生まれ持ったものに対しての差別は、生まれて死ぬまで一生続きます。その苦しさは、差別を受けているその人にしか分からないものだと思います。実際に私が苦しかった時、本当に理解してくれようとしたのはお母さんしかいませんでした。私は、今まで人権教育を受けてきましたが、このような差別を受けた方自身の心の声を直に感じたことが無かったので、今日の講演をきいて、自分も他人事にしている人のうちの1人だったのだと痛感しました。「差別」と呼ばれることをされたことがある人は多くは無いかもしれないけど、仲間はずれや、そういったことで苦しい思いをした人はたくさんいると思います。私は、その1人として、自分が正しいと思っていることを信じて生きようと思います。

・自分の信じていることが正しいかは、人に決めてもらうのではなく、自分で決めるということ。それでも違うことだってある。それを正してくれるのが周りの人だと思いました。傷つけるのも人だけど助けるのも人であるので、助ける人になりたいと思いました。耳で聞くだけのお話ではなく、心から聞くお話でした。

・「生きる」ということ-何か大切な何かを学べたような気がします。差別するのが人間ならば、それを受けるのもまた人間で、自分を隠して変えられない人もいれば、自分を明かして、何かを変えようとする人もいるということに気づかされました。その中で私は、1人でも多くのこうした問題を抱える方、そして他の差別問題、もっと言えば身近に困っている人に何も言わずに力になれるような人間になりたいと思いました。

・差別は山や川のように人間が生まれる前からあった普遍的なものではなく、人間が作り出した人工的なもの。人災である限りは、必ず無くすことが出来るはずです。そのことに今日気づかされました。そのためには差別解消の方向に向けて少しでも行動しないといけないと思います。将来は、教員を目指しています。今日の経験は、必ず生きてくると思います。そのために日頃から考えることをやめないようにしたいです。三浦さんがおっしゃった「自分らしく生きなさい」の言葉を大切にして生きます。ありがとうございました。

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