PDGzとは

 PDGzとは下記の頭文字をとったものです。

 Professional:「プロフェッショナル」-研究・職業の両面から。

 Designizm:「デザイズム」-デザイン思考を用いて人の想いと科学を結びつける、本校第Ⅱ期SSHで開発中の教育プログラム。

 GRITizm:「グリティズム」-GRIT(やり抜く力)+Izumoの造語。本校生徒へ提示している「出雲流」マインド・セッティング。

 様々な職業や専門分野につながる講演や体験的学習を通じて、生徒が自分の職業観を醸成するとともに、自らの生き方について思索を深めること、さらには、講義や体験的学習を通じて、国内外の社会課題についての関心を高め、主体的・積極的に学習する態度を養うことを目的としています。

令和3年度PDGzセミナーの第1回が開催されました

 11月11日(木)令和3年度PDGzセミナー第1回を次の方々を講師としてお招きし、第1学年全ての生徒を対象に実施しました。

(1) 全体講演 泉雄二郎先生(島根大学 教育・学生支援機構 大学教育センター)「これからの学びを考えよう」

 昨年度に続き、今年度も泉雄二郎先生の全体講演からPDGzセミナーがスタートしました。講演では「Think Pair Share(考え、ペアになって共有する)」を学習の基盤とし、主体的に学び深めていくことの大切さを学びました。

 生徒の事後アンケートからは、「これまでの学び方、とくに授業中のペアワークのやり方を変えようと思う」「まずはしっかりと考え、相手の目を見て自分の考えを伝えることが大切だと実感できた」という記述が多く、生徒たちが講演から貴重な学びを得たことがわかりました。

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(2)分科会

 全体講演後の分科会では、生徒たちが希望した各講座に分かれ、大学の先生方や出雲市で活躍されている皆様に講義をしていただきました。普段の授業とは異なる学びに直面した生徒たちが、食い入るように受講している姿がみられました。12月9日(木)に行われる第2回PDGzセミナーでは、さらに深まった内容を受講します。

【国語科教育】百留康晴先生(島根大学教育学部)
【電気・電子工学】中村和歌子先生(島根大学総合理工学部)
【アーカイブズ学】清原和之先生(島根大学法文学部)
【施設園芸学】田中秀幸先生(島根大学生物資源科学部)
【消化器・総合外科学】田島義証先生(島根大学医学部)
【保育学】小林美沙子先生(島根県立大学短期大学部)
【老年看護学】松本亥智江先生(島根県立大学看護栄養学部)
【歴史学】岡宏三先生(古代出雲歴史博物館)
【国際協力】舛本才智先生(JICA中国)
【租税】青戸弘先生(出雲税務署)
【自衛隊】木村一郎先生(自衛隊島根地方協力本部)
【経営】坂根めぐみ先生(株式会社まるこ・まる珈琲・有限会社坂根屋)
【法曹】野島和朋先生(島根県弁護士会)
【観光・地域活性化】田邊達也先生(神門通り甦りの会)

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1年生PDGzセミナー