12月12日(月)、今年度最終回となる「SGHベーシックセミナー」を行いました。このセミナーは国際的な社会課題をテーマに、島根大学をはじめとした外部機関から多数の専門家を招き、実社会や実生活の課題を、タイムリーに取り上げる全3回の連続講座です。

 最終回となるこの日は、全ての講座でこれまで行ってきた講義、フィールドワーク、実験等のまとめの学習を行いました。
中でも、前回の第2回セミナーでフィールドワークを行った
「福祉経済論」講座(島根県立中央病院で地域医療の現状を学習)
「地方財政論」講座(株式会社吉田ふるさと村で地域の特色を生かした企業活動を視察)
「地域活性化(街づくり)」講座(出雲大社門前町の街づくりのあり方を調査)ではグループディスカッションを通して、それぞれが考えたことをまとめ、自分たちなりの提案活動を行いました。

 また、「出雲国風土記の世界」講座では島根県立歴史博物館の専門学芸員の指導のもと、出雲国風土記に登場する史跡等を地図に落としていく作業を行い、また「国際協力の現状」講座では、フェアトレードのチョコを実際に食しながら、自分たちにできる国際協力のあり方について学びました。

 全3回のセミナーで学んだことは、来年度第2学年次に行う「課題研究」において、テーマ設定等を行う際大いに参考になることと思います。
それぞれが地域や国際社会の現状や課題を知る大変有意義なセミナーとなりました。

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第3回SGHベーシックセミナー